h78’s blog

認知症.介護について

朋はみんなの青春ステージ②

私にとって福祉の教科書の一冊

「朋はみんなの青春ステージ」

 

福祉とは何か?

仕事とは何かを実践を通して語っている隠れた名著だと思っています。

 

法律や制度がまだまだ不十分だった時代に、家族と共に作っていった日浦美智江さんの熱意や姿勢、そして、あったかーい人柄が伝わってきます。

 

昨日に続き私の好きな文章。

 

「この子がいたから、これだけの人生しか送れなかった」というのではなく、「この子がいたから、これだけの人生が送れた」

 

そうです!

 

考え方一つで真逆。

幸福も不幸も自分の心が決めているのだと感じさせてくれます。

 

 

 

 

朋はみんなの青春ステージ

重症心身障害の人、その家族と共に過ごした日々をまとめた一冊。

 

ぶどう社

日浦美智江著

 

いわゆる車椅子で過ごす方であったり、寝たきりの方々の青春とは?

 

その中に

『人が人と出会い、学び合い

大きくなっていく

人はやはり

人の中に生きて輝くものだということを

・・・・

朋のみんなは教えてくれています』

 

私は23歳の時に、この言葉と出会い、この言葉が好きなのです。

 

 

 

 

 

デイサービスでのコロナウイルス対策②

コロナウイルスの影響で小中高校がお休みになりました。

 

働く職員の減少と様々な対応で、毎日バタバタとしています。

 

当デイサービスでは、手洗いうがいは当然のこととして、新たに以下の対策をしました。

 

①職員へのマスクの配布

②職員への消毒液の配布

※アルコール50mlボトルを1人1本

③次亜塩素酸水での室内消毒

※バイバイ菌という商品を薄めて手指消毒にも使用しています。

④利用者、職員共に検温し37.5度以上の時は休み

⑤家族の面会の制限

 

その他、細かな取り決めをしていますが、私自身は、免疫力を高めるよう食事や睡眠をしっかり取るようにしています。

 

しかし、マスクやアルコールは、分かりますがお米やトイレットペーパーまでが店頭から消えているのには驚きです。

心のザワツキがそうさせるのかもしれません。

平穏な日常が来ることを祈っています。

認知症の人の会話

長生きの秘訣は、くよくよしないこと。

 

そして、年齢を気にしないことと言われています。

 

当デイサービスの最高齢者は99歳の女性です。

なんと99歳の方が二人いるのです。

しかも誕生日は、一日違い。

 

この二人、自宅も近いために送迎車両は同じです。

車の中で、二人ならんでいると「おばあちゃんは何歳になる?」と会話が始まります。

「87歳」と一人が答えると、もう一人は「私はもう少し若いねぇー」と返します。

 

この話が何度も繰り返されますが、どちらも何だか楽しそう。

 

二人の100歳まで半年。

 

盛大に祝いたいのですが二人とも、自分の中では100歳にはなっていない・・

 

さぁーどうしましょーか?

 

 

 

 

認知症保険


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認知症に対する意識は、年々高まっています。

認知症700万人時代と言われていたのですが、最近は1000万人に達するとも言われています。

 

MCI(軽度認知症)にも対応しているのは、心強いです。

 

備えあれば憂いなし。

 

 

懐かしのドーナツ

🍩ドーナツ

なんか響きがいいですね。

 

昔は、自宅でドーナツを作った方が多いと聞きました。

 

そこで、ホットケーキミックスを使用してのドーナツ作りです。

 

こねて、丸めて油で揚げます。

 

出来上がったドーナツにチョコレートや砂糖をかけて完成。

 

揚げたての美味しそうなこと😋

 

そして、食べ終わり「おかわりありますよ」と声を掛けると、女性達がさっーと手を上げておかわりを要求するのです。

 

なんだか可愛いですね。

 

 

 

 

認知症当事者講演会

時々、認知症当事者と登壇することがある。

 

若年性認知症の方。

 

講演会を開始した約2年前は、話せていたことが徐々に話せなくなってきた。

 

しかし、認知症になってから、始めたオカリナ演奏で会場は大いに盛り上がる♪

 

話せなくても、オカリナが声のように皆に届き、本人も生き生きする。

 

出来なくなったことを見るのではなく、今のそのまんまを受け入れることが大切なんだよな・・・

と改めて感じた。