h78’s blog

認知症.介護について

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

認知症の人の会話

長生きの秘訣は、くよくよしないこと。 そして、年齢を気にしないことと言われています。 当デイサービスの最高齢者は99歳の女性です。 なんと99歳の方が二人いるのです。 しかも誕生日は、一日違い。 この二人、自宅も近いために送迎車両は同じです。 車の…

認知症保険

認知症に対する意識は、年々高まっています。 認知症700万人時代と言われていたのですが、最近は1000万人に達するとも言われています。 MCI(軽度認知症)にも対応しているのは、心強いです。 備えあれば憂いなし。

懐かしのドーナツ

ドーナツ なんか響きがいいですね。 昔は、自宅でドーナツを作った方が多いと聞きました。 そこで、ホットケーキミックスを使用してのドーナツ作りです。 こねて、丸めて油で揚げます。 出来上がったドーナツにチョコレートや砂糖をかけて完成。 揚げたての…

認知症当事者講演会

時々、認知症当事者と登壇することがある。 若年性認知症の方。 講演会を開始した約2年前は、話せていたことが徐々に話せなくなってきた。 しかし、認知症になってから、始めたオカリナ演奏で会場は大いに盛り上がる♪ 話せなくても、オカリナが声のように皆…

コロナウイルス対策

コロナウイルスの影響から、デイサービスの一時的休業の話も出ています。 流行前に購入したマスクが数十箱あるため、助かっていますが、このまま終息しないと不安ですね さて、手洗いやうがい、消毒以外に外部からの人の出入りを極力制限しています。 そのた…

朝のお迎え

今朝、元学校の先生宅にお迎えに行きました。 「今日は行きたくないな~」と言う先生。 「皆が待ってますよ」と応えると 「子どもいるのか?」と急に元気になるのです。 実際に、子どもはいません。 時に私が「昔お世話になりました」と成長した、昔の生徒役…

認知症の人が望む町

「認知症になっても安心できる町」など、国は様々な施策を打ち出しています。 さて、認知症本人にとっては、どのような町が望ましいのでしょうか? 認知症の人に対して、何でも支援してくれる町がいいのでしょうか? 確かに、ある意味では優しい町かもしれま…

認知症当と向きあうあなたへ

認知症当事者向けのハンドブック。 当事者が読みやすく、共に読めるハンドブックです。

佐藤雅彦 さんの作品集 希望の世界

若年性認知症と診断され、自身の体験や想いを本や講演会で伝えている佐藤雅彦さん。 趣味で始めた、美術が書籍として発売されました。 ダイナミックで迷いのない作品です‼ 私も何度かお会いしましたが、楽しく、魅力的な方です。

BS1 大切な記憶は何ですか

BS1スペシャル 「大切な記憶は何ですか?~アルツハイマーと戦う~」 再放送 2020年2月23日(日) 午前10時00分(110分) https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/3115809/

河津桜

「今年も桜が見れた」と嬉しそうに話す女性。 感嘆の声を上げる皆さん。 毎年、桜の花を見るたびに、一年が始まった気がするのです。 今年はずいぶん早いですが。

幻覚

幻覚とは、見えないものが見える幻視、聞こえないものが聴こえる幻聴などのことである。 高齢の女性。 「昨日、布団を盗まれた。隣は警察なのに、すごい悪いのがいる」と興奮して言うのです。 ここで私が「そんなことあるわけない。隣に警察などない」と否定…

家族から教えてもらった書籍

ある家族の方と話をしていたら、小林正観さんの本を勧められました。 さっそく図書館に行き「きくあの実践」という本と「そわかの法則」を借りてきて読んでみた。 「きくあ」とは、競わない・比べない・争わない。 「そわか」とは、掃除・笑い・感謝。 私に…

認知症介護者家族

これまで、約15年間、認知症家族との関わりの中、思い出に残っている家族の顔、やりとりが脳裏に浮かびます。 昨日、入院した方の家族が挨拶に来てくれました。 お世話になったとの挨拶でしたが、徘徊と弄便、昼夜逆転等、自宅では、入院するまで本当に大変…

認知症ソフトボールチームの夢

年始の挨拶で、若年性認知症女性が「青空の日は、身体を動かしたい」という一言からソフトボールチームを作ることになり、早くも1ヶ月が経過しました。 週に1~2回の練習ですが、少しずつ形になってきました。 ミーティングをしていると、様々な話が出てき…

認知症という生き方

昨日は、若年性認知症の方の自宅に行ってきた。 「認知症になった時はがく然とし、落ち込んで夜も眠れなかった。だけど今、仲間も増え、バンドを組み本当に楽しい」とのこと。 家族は、「出来ないことも増えてきたけど、認知症になってからのほうが生き生き…

デイサービスで大切な二つのこと

デイサービスで大切なことはたくさんあります。 あいさつ、笑顔、コミュニケーション、介護技術、気持ちに寄り添う等・・・・ 上げたら切りがないです。 私は、この仕事を始めるとき、尊敬する方から「最初と最後が大切」と言われたのを今でも思い出し、大切…

人気のおやつ

当デイサービスでの、人気のおやつを発表します。 ①たい焼き ②手作りホットケーキ ③どら焼き ④誕生会ケーキ ⑤焼き芋 ⑥手作りババロア(ゼリー) ※夏の人気は、スイカとかき氷 皆さん、毎日のおやつが楽しみで、あっという間に平らげます。 昨日は、誕生会でし…

便を壁に塗りたくる

弄便(ろうべん)。 便をもてあそぶと書きますが、まさに字の通り、便を手に取り、洋服やあらゆるところに塗りたくるのです。 介護者家族にとっては、手に負えない行為です。 これには、原因があります。 オムツの中に便をしたら気持ち悪いから、自身の手で取…

余暇時間のYoutube

当デイサービスの昼食後の余暇時間。 談笑、歌唱そしてTV観賞。 ここ最近は、Youtubeを観ることが増えています。 美空ひばり、鶴田浩二、藤山一浪、都はるみ、少し若い世代にはピンクレディーや沢田研二の懐かしの曲。 そして、ドリフターズの8時だよ全員集…

認知症の人が働くとは(2)

認知症の人が働くとは? 東京町田市にdays.BLGというデイサービスがあります。 認知症の人が洗車や野菜販売、広報紙の配達等、自身で選択して働くことができます。 代表の前田さんは、国に何度も交渉し、デイサービスで利用者さんが賃金を得られる仕組み…

認知症の人が働くとは?(1)

認知症になっても働き続けたい。 特に若くして認知症を発症した人たちにとって「働きたい」という思いが強い。 私の経験から、大企業で認知症になった人達は、定年まで勤める上げることができています。 ○金銭的余裕 ○人材的余裕 ○人を大切にする倫理的な考…

ケアマネは変更できます

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、変えることができます。 知識は抜群だけど、口調が乱暴。 なんか相性が合わない。 そんなとき、本音で語ることができませんよね。 同事業所の違うケアマネだけでなく、他事業所のケアマネに変えることもできます。 よほど…

元上司が認知症に

上司といっても90歳を越えた男性である。 当法人の会長として活躍していた私の尊敬する方。 話しは上手く、書道を教えられるほどの字を書き、認知症になっても穏やかでユーモアもある。 大の酒好きで「病気になっても飲みたい」という程、毎晩の晩酌はかかせ…

介護民俗学へようこそ!(2)

誰もが持っている「思い出の味」。 しかし、思い出の味を聞かれて、すぐに答えられる人は少いのかもしれません。 登場する清子さんのいなり寿司。 子供の頃の思い出。 近所に、いなり寿司を配ってお駄賃をもらった思い出。 たくさんの胸につまっている思い出…

介護民俗学へようこそ!(1)

六車由実さん著書。 六車さんは、日本の民俗学を研究し、サントリー学芸賞受賞。 大学の准教授から一転介護の世界へ入った普通ではない、すごい人です。 静岡県のデイサービス「すまいるほーむ」での利用者さんとのやりとり。介護現場で実践している「聞き書…

故郷

認知症カフェでは、必ず「故郷」を歌います 昨日のカフェ終了後、介護者家族90代女性の方が「人間、最後は、故郷に帰るのね。だから故郷を歌うと涙が出るのよ」と言っていた。 埼玉に住み、約60年。 これから故郷の長崎に住むことはないのでしょうが、心は…

介護士の絵と言葉

介護士であり、アートワーカー 「高橋恵子さん」をご存知でしょうか? 介護士として、利用者の言葉やスタッフの言葉を絵と言葉にしています。 昨年の展覧会の時に、いただいた絵はがき。 「もうある ここにある 今ある幸せをもっと深く感じるために ここにい…

二度目のプロポーズ

はじめてのプロポーズは、奥さんが20歳になったばかりの頃「夫は熱烈アタックしてきて・・・」と嬉しそうに話してくれました。 年月が経ち、2回目のプロポーズ。 照れながら「僕と一緒になってください」と言ってくれたそうです。 もちろん、OK。 「認知…