h78’s blog

認知症.介護について

認知症の人の幸せ

認知症の人と認知症でない人。

そんな分け方をすること自体がナンセンスなのかもしれません。

 

しかし、分かりやすいように、あえて「認知症の人の幸せ」と書かせてもらいます。

 

幸せの価値観など、人それぞれですが、人から必要とされ、人の役に立つことこそ、認知症の人にとっても幸せなのです。

 

病気になり、出来ないことが増えたとき、どのように接してほしいですか?

寝たきりの時など、一時的には、手厚い看護や介護が必要です。

しかし、一定期間を過ぎたなら、誰かの役に立ちたいと思ってしまいます。

 

自分が生きていて、社会から家族から仲間から必要とされる存在でありたいのです。

 

認知症だという病気の自覚のある人と話をしていると多くの人が、言い方は違えど、そのようなことを言います。

 

役割があり、誰かのために必要とされる存在であり続けたい。

認知症の人も同じ思いだったのです。