はじめてのプロポーズは、奥さんが20歳になったばかりの頃「夫は熱烈アタックしてきて・・・」と嬉しそうに話してくれました。
年月が経ち、2回目のプロポーズ。
照れながら「僕と一緒になってください」と言ってくれたそうです。
もちろん、OK。
「認知症が進行し、普段は、介護に手のかかる夫と思っていたのですが、思いがけない嬉しいサプライズでした」とのこと。
忘れることは、取りようによってはマイナスだけではないのかもしれません。
認知症専門医の第一人者である、長谷川先生の言葉「不安や恐怖を軽くするために認知症にしてくれたのかもしれない。神様からの贈り物」という言葉が頭をよぎります。