マンガ 「介護する人・される人のきもちがわかる本 」
作者の北川なつさんは、特別養護老人ホームやグループホームで働いていた元介護職員で、現在は介護の漫画や絵本など書いています。
昨年、たまたまお会いする機会があり、身体は大きいのですが、優しい口調と穏やかな雰囲気。
なんか自然体(^-^)
私が読んだ「介護する人・される人のきもちがわかる本」
これは、現場で働いた経験があるからこその、まさに「ある、ある」満載の、思わず頷いてしまう本です。
寄り添う場面や優しい言葉をかける場面はもちろんのこと、それが出来ない葛藤。
つきたくない嘘やごまかし・・
優しくしたいのに出来ない。
他の職員と競争しなくてもいいのに競争する。
よかれと思ってやったことに文句を言われて落ち込む。
それでも、認知症の方の突然の一言にやりがいを感じてニンマリとする介護職員。
家族の立場の悩みや喜び。
たくさんの「あーそうだ」が1エピソードが1ページの漫画だから分かりやすくて、読みやすい。
職員で「ある、ある」を共有するのもいいですね。
朝日新聞出版1100円+税
とっても、おすすめの一冊です。